「老人ホームに夫婦で入居したい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、老人ホームに夫婦で同室入居できるのか解説していきます。
▼施設によってルールは異なる
夫婦で同室入居できる老人ホームもありますが、施設によってルールが異なるので注意が必要です。
■2人部屋のみ同室入居が可能
2人部屋がある施設のみ同室入居が可能です。
民間施設では2人部屋がありますが、公的施設ではケアハウスのみ2人部屋が利用できます。
ただしケアハウスは小規模な施設なので、同室入居は難しいかも知れません。
■介護度の差
夫婦の介護度が大きいと同室入居できない場合があります。
老人ホームによって介護度による入居条件があるためです。
▼同室入居のメリット・デメリット
同室入居にはメリット・デメリットがあるので、事前に確認しておくと安心です。
■メリット
メリットは長年連れ添った夫婦が、周囲の目を気にせずに一緒に暮らせることです。
また、個別入居より費用が安くなる傾向があります。
■デメリット
老人ホームはワンルームに近いので、ずっと同室にいることをストレスに感じてしまうケースもあります。
また夫婦のどちらかが入院・死亡した場合は、1人部屋への住み替えも必要になるでしょう。
▼まとめ
夫婦で同室入居できるかどうかは老人ホームによって異なります。
利用を検討している施設に、夫婦での同室入居が可能か事前に問い合わせておくと安心です。
また、同室入居したい旨を地域包括支援センターや担当のケアマネジャーなどに相談してみるのも良いでしょう。
同室入居にはメリット・デメリットがある、ということも考慮して選択することが大切です。