コラム

痙縮(けいしゅく)の自宅でできるリハビリ方法は?

脳卒中などが原因で手足の筋肉が緊張して動きにくくなったり、勝手に動いてしまったりする痙縮(けいしゅく)。
今回は、自宅で行う痙縮のリハビリ方法について解説していきます。
担当の医師に相談したうえで、安全を確保しながら行ってください。
▼痙縮を放置するとどうなる?
痙縮を放置すると筋肉が短くなり、関節の動きが制限されるようになってきます。
筋力の低下とも深い関係があるので、痙縮は早めにリハビリすることが大切です。
▼自宅でできる痙縮のリハビリ方法
■寝た状態で行うストレッチ
①仰向けの状態で、お腹の上で両手を組む
②両手をゆっくりと頭の上まで伸ばす(肘も伸ばす)
③①~②を繰り返す
手を上手く組めない場合は、麻痺のない手で麻痺のある手を包むようにしましょう。
■寝た状態で行うストレッチ・その2
①仰向けの状態で、胸の上で両手を組む
②両手をゆっくりと天井の方へ伸ばす
③①~②を繰り返す
■座った状態で行うストレッチ
①両手を組んで真っ直ぐ前に伸ばす
②前かがみになって腕を床まで下ろす
③ゆっくりと上体を起こして両手を頭の上に伸ばす
④腕を胸の前まで下ろす
⑤両手を組んだまま斜め下前方に伸ばす
⑥①~⑤を繰り返す
▼まとめ
痙縮を放置すると症状が悪化しやすくので、適切なリハビリを行うことが大切です。
いずれも無理のない範囲で、安全を確保しながら継続して行いましょう。
熊本市にある『株式会社シンパクト』では、デイサービスや認知症対応型デイサービス・住宅型有料老人ホームを運営しております。
利用者様が自分らしく暮らせるようサポートしておりますので、施設利用を検討されている場合はお気軽にお問い合わせください。

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